Survival method
レイドにおけるパーティー単位の生存技に関する理論と実際
(注意:一部の用語は適当に考えたものです。公式のものではありません)
レイド、とは10人以上のパーティーメンバーが集まり、一人では到底倒せない
敵やボスがいるダンジョンを攻略する行為、またはそのようなダンジョンそのものを
意味します。そのレイド、というものの攻略には大きく三つの要素がいります。
① タクティクス
すなわち戦術のことで、ボスの攻略のためにはそのボスの行動パターンを把握する必要が
あり、そのパターンに応じて戦略を練り、実行する必要があります。
パターンと戦略を熟知していない場合、攻略はとても困難になります。
② 一定のDPS
ボスの攻略には時間制限が存在し、一定のDPSが要求されます。
DPSが低い場合、長引く戦闘によりボスが凶暴化したり、もしくはヒーラーのMPが
底を突き、全滅へとつながります。
③ パーティー単位の生存技
ボスを攻略する際、いくども危機が訪れます。
範囲攻撃のような、パーティーメンバーのほとんどにダメージが入る場面では、
予め組んでおいた生存技の的確な使用により
その場をしのぐことが出来ます。
ここでは、構成要素の三番目にあたるパーティー(ryに
ついていろいろ考察をかねたマニュアルのような何かをかいてみようと思います。
1.生存技とは?
生存技(せいぞんわざ)とは、「生存」と「技」の合成語であり、
文字通り戦闘で生存するために必要な技のことを意味します。
生存技は大きく分けて三種類があります。
① 自分(一人)用の生存技
② 他人(一人)用の生存技
③ パーティー単位の生存技
(多分これを読んでいる方々は、自分のキャラクターがもっている生存技を上の三つの項目で分類できるはずです。
ちなみに三種類全部もっているクラスは限られています)
2.パーティー単位の生存技の分類
パーティー単位の生存技(以下、パテ生と表記します)には
いくつかの種類があり、その種類にあたるパテ生をいかに組み合わせるかによって
効率の向上が望まれます。
①回復型
パーティーメンバーの体力を大幅に回復してくれる技です。
②軽減型
範囲攻撃のダメージを軽減してくれる技です。
③支援型
回復技の効果を向上させたり、メンバーの最大体力を一時的に増やす技です。
パテ生は以上の三つで分類でき、さらに細かく分類することも出来ますが
そうなると、ほぼクラスごとの解説になるため、ここでは割愛します。
3.パテ生の組み合わせの例と使用方法
パテ生は単独で使用することも出来ますが、二つ、もしくは三つ以上の
パテ生を組み合わせて使うことにより、単独で使用した場合よりも
大きな効率が期待できます。
以下はその例と期待できる効果です。
① 回復型+支援型:回復型パテ生の効果増大。
② 支援型+軽減型:ヒーラーの負担を減らし、通常の範囲ヒールでパーティーの安定化ができる。
③ 回復型+軽減型:この場合、軽減型を先に使わせ、回復型のパテ生を使う。
結果的に単独で使用したときよりも回復量が安定する。
④ 回復型+支援型+軽減型:回復型のスキルの回復量が少ない場合有効。
また、このような組み合わせは予め組んでおかない限り、
狙い通りのパテ生を使うことはほぼ不可能に近いです。
そのため、レイドのリーダーはパテ生をボスのタクティクスに応じて事前に組み、
使用する際には事前に用意した合図を出して、的確な場面で使わせる必要があるわけです。
なお、通常のボス戦において、望ましい組み合わせの数は3~4組です。
パテ生が使えるメンバーが少ない場合、
多分そのパーティーメンバーの数自体が少ないはずです。
そうなると、ボスもメンバー数に応じて弱くなるため、
パテ生が少ないからといって2組に減らしたりする必要がないというわけです。
(最悪一組あたり一人、というのもありです。もちろんそのような場合はほとんどありません)
一番気楽な方法は、回復型パテ生を三人以上確保すること。
そうすると、一組一人のパテ生でも、ある程度安定したボス戦が可能です。
4.パテ生のリスト
(DeathKnightです。誤字です)
ハンターの場合、きつねの相(Aspect of the Fox)を使うことにより、
Knockbackなどによるチャンネリング型パテ生の強制キャンセルを防止できます。
また、動きの多い場面でのパテ生使用にも役立ちます。
※追記 15.05.18
1.シャドープリストの「Vampiric Embrace」が抜けてました。
支援に近い回復スキルです。
2.6.2パッチで以下のスキルが削除されます。
ハンター:Aspect of the fox
メイジ:Amplify Magic
理由は、謎です。
5.チーム内でのパテ生用語の統一
戦闘の間、あの長い英単語を的確な場面でオーダーするのは結構むずかしいことです。
「日本人プレイヤー共通の用語」まではいかなくとも、
せめてギルド単位で用語を統一して、忙しい戦闘のなか、素早く指示を出し、
指示を受けたメンバーも素早く反応できるようにする必要があると思います。
例えばこんな感じで呼んでみたり?
Smoke Bomb 煙
Anti-Magic-Zone アンチ
Druid タラン
Paladin オーラ
Power Word : Barrier シールド
Dvine Hymn 歌
Healing Tide Totem 波
Ancestral Guidance (これを使う場面はないと思いますが…)AG
Spirit Link Totem スピリット
Rallying Cry 叫び
Revival 再生
Vampric Embrace 吸血
スキルをそのまま読んで、略するのもありですが
ぱっと見、なんの意味か分からない単語は短い単語で和訳した方が
理解しやすいと判断し、勝手に作ってみました。
以上、パテ生についての大まかな説明でした。
それではみなさん、ご武運を。